<プロコンレイヤーってなに?>
私が最初にBF4のサーバーをレンタルしようと思ったとき、事前に調べた情報で最初にわからなかった問題はこれでした。
プロコンという存在は調べてわかりましたが、
プロコンレイヤーについては日本語の文献が無く困り果てた思い出があります。
結局、サーバーをレンタルしてから、これについて理解しました。
というわけでプロコンレイヤーについて紹介してきたいと思います。
まず、プロコンレイヤーという言葉の意味を考えてみましょう。
プロコンレイヤーという言葉を分解するとしたら、
おそらくこのようになります。
「プロコン」+「レイヤー」
そして、それぞれの単語の意味を理解しようとすると、
プロコンはそのまま、いま私たちが知ろうとしているプロコンです。
では、レイヤーは?となると、レイヤーとは「階層」という意味になります。
つまり、プロコンレイヤーの意味は「プロコンの階層」になるわけですが、
わけわからないですね。ハイ。
実はプロコンレイヤーとは、またべつのツールとかそういうのではなく、
プロコン本体が持つ、別のプロコンへのリモート接続方式になります。
これは、例えばあなたがレンタルしたサーバーにプロコンが設置してある場合、
そのプロコンからBf4ゲームサーバーの管理を行えばいいわけですが、
あなたが直接そのプロコンが置いてあるサーバールームに入ることは当然できません。
企業のサーバールームなんかに入ったら、警察沙汰でそく御免になるでしょう。
じゃあ、どうするか?
というと、実はプロコンは外からリモートで操作することができます。
これがプロコンレイヤーです。
段階を踏んで図で説明しましょう。
<プロコンレイヤーの図>
プロコンレイヤーを図で理解する為に、まずは基本的なところから入りましょう。
下の図は、プロコンとか関係なしにゲームサーバーだけをレンタルした場合の図です。
レンタルサーバー屋さんにあるゲームサーバーに、
各プレイヤーが自宅から通信してゲームを遊んでいます。
オンラインゲームでいうサーバーとクライアントの関係ですね。
今どきのネット社会であれば、こんなのは言われなくてもわかるよ!
という人も多いでしょう。
さて、ではここにプロコンを登場させるとどうなるでしょうか?
下の図は、さきほどの図に「あなたの自宅からプロコンを接続する」姿を増やした図です。
プロコンをゲームサーバーにつなげる場合、管理用ポート番号(QueryPort)から接続します。
つまり、一般プレイヤーのみなさんとは接続経路が異なるわけです。
これがプロコンレイヤーではない接続方法、つまり通常の接続を図にしたものです。
通常、プロコンをレンタルしない場合は、自宅からプロコンを使って管理を行うでしょう。
その場合、プロコンによるサーバー管理を継続する為に、24時間起動しているPCを用意し、
そのPCにプロコンを常駐起動させておく必要があります。
因みにプロコンを24時間起動させておく必要性がわからない人も居ると思います。
なぜそうなるかと言うと、
よくステータス制限でキックしたり、マップ投票、キック投票などを導入しているサーバーがあると思いますが、あれはプロコンに設定したプラグインによって実現しています。
BF4レンタルサーバーが最初からもつ機能は貧弱で、そういった機能はデフォルトではもっていません。
なので、外部(プロコン)から管理させることによって、そういう機能を持たせるわけです。
結果、24時間起動するBF4レンタルーサーバーに対して、
ちゃんとした管理を行うには24時間起動したプロコン用のPCが必要なるわけです。
では、これが通常の図ですから、
今度はその24時間監視できるプロコンをレンタルした図を見てみましょう。
先ほどの図との違いは、図の中央部分にレンタルしたプロコンが登場しました。
i3D.netさんからゲームサーバーとプロコンを同時にレンタルしたのであれば、
業者さんがセッティングを開始し、24時間プロコンで監視してくれる環境を作ってくれます。
中央部分にある赤い⇔がその24時間監視するための接続部分ですね。
これで、あなたは自宅にプロコン用のPCを用意する必要がなくなりました。
しかし、これではレンタルしたプロコンが何をしているのか、
把握することができません。
そういった時にプロコンレイヤー(リモート接続)を行います。
リモート接続とは遠隔操作接続という意味です。
自宅PCからリモート先のプロコンのアドレスやアカウント名で接続すれば、
上の図のようにレンタルしたプロコンが何をしているか確認できます。
また、自宅からレンタルしているプロコンに対して、
「こういう設定にして!」、「このプレイヤーはキックして!」、「このプラグインの設定を反映して!」
といった命令や、設定の変更ができます。
そして、
作業が終わったら自宅のプロコンは閉じても、リモート先のプロコンは常駐するわけです。
また作業をしたい場合は、このリモート接続の繰り返しになります。
これがプロコンレイヤーの正体になります。
どうですか?なんとなくわかりましたでしょうか?
因みにプロコンレイヤーのレイヤーが階層だと記述しました。
これはプロコンを何階層にわけて接続することだからだと思います。
<プロコンレイヤーを使ってみよう>
プロコンレイヤーの正体は分かったと思うので、さっそく実践してみましょう。
あなたがBF4ゲームサーバーをレンタルする時に、プロコンもレンタルしていれば、
業者からプロコンへの接続情報を教えてもらっているはずです。
私はi3D.netさんからレンタルしている為、
このようなメールが届きました。
これはi3D.netの作業員さんからもらったメールです。
作業が終われば、「英語でプロコンレイヤーオンラインしたよー。」的な感じでメールをくれます。
メールにはURLリンクがあると思います。
URLリンクを押せば下のような画面に行き着くはずです。
これがレンタルしたプロコンへ接続するための情報です。
重要な情報なので黒塗りしてわかりづらいですが、
それぞれプロコンのアドレス、接続するアカウント名、アカウントのパスワード、接続ポート番号が書いてあります。
ここに書いてある情報を使って、前回の「3.レンタルしたサーバーに接続するには?」とまったく同じ方法で接続することができます。
これでレンタルしたプロコンへの接続設定が完了です。
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