どうもNatadecoco555です。
今日は鯖管の記事です。
最近、既存プラグインのソースをいじることが増えてきました。
既存のプラグインが思ったような機能をもっていない場合は、
自分の理想の機能になるようソースを改修していたりします。
ただ、最初はテキスト形式のままソースを修正していたのですが、
凡ミスを防ぐためにいい加減ビルド環境を用意してみました。
ビルドってなに?っていう人が多いと思いますが、
ビルドという単語は私の業界では普通に使われている単語で、
プログラマーの人たちなら馴染みのある単語だと思います。
というわけで、
今から環境の話とかを記述するのですが、
この記事を参考にプラグイン改修やプロコンの日本語化をする人は、
自分で環境を作って、ある程度プログラミングをしたことがある人だけ参考にしてください。
プログラミングを知らない人が見ても当然問題ありませんが、
そういう方は参考になるかわかりません。
では、話を進めたいと思います。
まず、プロコンにセットアップするプラグインについて話をしたいと思います。
このプラグインですが、*.csファイルや*.incファイルで構成されていますが、
これはMicrosoftのプログラム言語「C#」からなるファイル修飾子になります。
なので、プラグインに使われているプログラミング言語はC#になります。
また、プグラインを読み込み起動させているプロコンもC#で構成されています。
ということは、プラグインの改修や自作をする場合、
C#による開発環境を用意すればいいわけです。
ですが、これだけではまだ環境を用意するための情報としては少ないです。
プロコンの開発者が一体どのバージョンのC#の開発環境を使っているのか、
そこがわからなければビルドできるかわかりません。
というわけでいろいろとサイトを眺めて、
某掲示板で有名なあの方の記事を辿ってプロコンのソースが置いてあるサイトまできました。
以下、その記事とURLです。
https://github.com/Myrcon/Procon-1/tree/master/src
このSRC配下にあるものすべてがプロコンを形成しているソースとリソースファイルのようです。
赤枠に括ってある部分ですが、ご丁寧にファイル名にVS2008Eと書いてあります。
C系の開発をしている人ならピンとくると思いますが、
どうやらVisual Studio 2008 Expressを開発環境として使っているようですね。
SPのバージョンは書いてませんが、これで開発環境は用意できそうです。
というわけで、VS2008Eを用意し、
上記のサイトからプロコンのソースファイルすべてを持ってきてさっそくビルドしてみました。
が、なぜかうまくビルドできませんでした。
たぶんSPのバージョン違いか何かだとは思いますが、
仕方ないので他の作業でインストールしていたVS2010E(Visual Studio 2010 Express)でビルドを通してみました。
以下、そのビルドを通すときの画像です。
これでやったらうまくビルドが通りました。
これを見て環境を用意した人に注意しておきますが、
プロコンのソースなどはCドラ直下のディレクトリにおいてください。
ちゃんと説明すると日本語文字列のファイルパスが存在すると、
ビルドを通す時にmkdirコマンドなどでフォルダを自動で作成する時、
日本語文字列のパスが読めなくてエラーになります。
無事、ビルドが通ればエラービューは0件のはずです。
また、以下のdebugフォルダなどを見ればプロコン.exeが出来上がっているのが見れます。
これで開発環境が整いました。
すでに、プロコンから発生される日本語メッセージを見れるようにする、
あのお方のソースを組み込んでビルドなどをやってたりしますが、
長くなるので今回はこれでいったん終わりにします。
次回はその日本語メッセージの導入方法を記事にしたいと思います。
以上です。
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