問合せがあったので導入までの道筋をまとめてみたいと思います。
このプラグインはゲームラウンド開始時の参加人数に合わせて、
両陣営のチケット数を自動で増減させるプラグインです。
少人数なのにチケット数が多すぎて試合が長引いたり、
大人数ではチケット数を増やして1試合を長引かせたい時に利用できます。
それではさっそく入れる為に、
まずは圧縮ファイルの解凍をしてみましょう。
下は解凍後のフォルダの図です。
解凍するとPluginsフォルダの中にBF4、BF3のフォルダと、
CAdaptiveTicketCount.incファイルが出てきました。
BF3とBF4フォルダの中にはプラグイン本体が入っています。
どうやらこのプラグインはBF3でも使用できるようですね。
まぁ、プラグイン本体は置いておいて、
気になるファイルである「CAdaptiveTicketCount.inc」はなんだろう?
テキストエディタツールで中身を見るとC#っぽいプログラミングコードが書いてありました。
どうやら、これもプラグイン本体と一緒に入れてあげないと動作しなさそうですね。
というわけで、ささっと入れてみましょう。
下の図はFFFTPツールを使って、
プロコンレイヤーのフォルダへファイルを入れている所です。
因みに淡々とファイルを入れてる図を記載しましたが、
「CAdaptiveTicketCount.inc」は「/Plugins」フォルダの直下に入れてください。
プラグイン本体はいつもどおり「/Plugins/BF4」の直下にいれます。
さて、プロコンを再起動してプラグインの認識が完了したら、
今度は細かい設定をしていきます。
まずは下の図の赤枠の部分からいきましょう。
赤枠の部分について、細かいパラメータの意味は以下のようになってます。
[Adaptive Ticket Count]
・Enable for Conquest Large?
⇒このプラグインをゲームモード:コンクエスト(大)で使用するか?
⇒Noはそんまんまです。このゲームモードでは利用しないという意味です。
⇒Use default ticket countは「Default Ticket Count」の設定値を元に値が増減する。
⇒Use game-mode-specific ticket countは専用の調整リストが表示され、
コンクエスト(大)専用に値の増減を設定できるようになる。
・Enable for Conquest Small?
⇒このプラグインをゲームモード:コンクエスト(小)で使用するか?
⇒Enable for Conquest Large?と扱い方は同様。
⇒このプラグインをゲームモード:ラッシュで使用するか?
⇒Enable for Conquest Large?と扱い方は同様。
・Enable for Squad Death Match?
⇒Enable for Conquest Large?と扱い方は同様。
⇒このプラグインをゲームモード:分隊デスマッチで使用するか?
⇒Enable for Conquest Large?と扱い方は同様。
・Enable for Team Deatch Match?
⇒Enable for Conquest Large?と扱い方は同様。
⇒このプラグインをゲームモード:チームデスマッチで使用するか?
⇒Enable for Conquest Large?と扱い方は同様。
・Enable for Domination?
⇒Enable for Conquest Large?と扱い方は同様。
⇒このプラグインをゲームモード:ドミネーションで使用するか?
⇒Enable for Conquest Large?と扱い方は同様。
・Enable for Air Superiority?
⇒このプラグインをゲームモード:エア・シューペリオリティで使用するか?
⇒Enable for Conquest Large?と扱い方は同様。
・Ticket percentahe for disable game modes
⇒謎パラメータ、エアシューの下にあるけど、関連性があるかワカラナイ。
⇒デフォルト値でとりあえず問題ないと思います。
・Units used for ticket count
⇒チケットのカウント値はどの項目で調整するかの設定。
⇒Percentage(default)だとパーセントで調整できる。
⇒Actual number of ticketsだとカウント値で調整できる。
・Set preset after map loads?
⇒次に読み込んだマップではどのプリセットを使用する?
⇒Noだとプリセットを使用しない。
⇒Normal、Hardcore、Infinityなどのプリセットを使用できる。
まずは自分のサーバで利用するゲームモードに合わせて、
「Enable for ○○○○○○?」あたりを
No、Use default ticket count、Use game-mode-specific ticket count⇒Enable for Conquest Large?と扱い方は同様。
⇒このプラグインをゲームモード:エア・シューペリオリティで使用するか?
⇒Enable for Conquest Large?と扱い方は同様。
⇒謎パラメータ、エアシューの下にあるけど、関連性があるかワカラナイ。
⇒デフォルト値でとりあえず問題ないと思います。
・Units used for ticket count
⇒チケットのカウント値はどの項目で調整するかの設定。
⇒Percentage(default)だとパーセントで調整できる。
⇒Actual number of ticketsだとカウント値で調整できる。
・Set preset after map loads?
⇒次に読み込んだマップではどのプリセットを使用する?
⇒Noだとプリセットを使用しない。
⇒Normal、Hardcore、Infinityなどのプリセットを使用できる。
まずは自分のサーバで利用するゲームモードに合わせて、
「Enable for ○○○○○○?」あたりを
のどれかにしましょう。
因みに「Use default ticket count」を選択すると緑枠の「Default Ticket Count」をベースにチケット数を増減してくれます。
「Use game-mode-specific ticket count」を選ぶと黄色枠のように、
各ゲームモードに合わせて専用の調整リストが表示されます。
上の図では、コンクエスト(大)とコンクエスト(小)を「Use game-mode-specific ticket count」にしているので、
専用の設定値リスト、[C64]Conquest Large Ticket Countと[CQS]Conquest Small Ticket Countが表示されていますね。
どのゲームモードでチケット数を増減を行うか設定したら、
今度は「Units used for ticket count」を選択します。
これは各設定リストの値をパーセントか実数値にするか選べる項目で、
好きなほうを選択してください。
そして、最後に「Set preset after map loads?」ですが、
これはチケット数とは関係がありません。(たぶん)
この項目を設定すると次回からゲームルールのプリセットがその設定値に変わります。
ハードコアとか設定していると、次のラウンドのルールがハードコアに変わるというわけですね。
私はここの設定値は「No」にしています。
将来、この設定値の存在を忘れて、
「プリセットを変更したいのになぜかノーマルに戻ってしまう・・。」
という事故をやらかしそうなので・・。
さて、ここらへんの項目の設定がおわったら、
次は実際の設定リストをイジってみましょう。
下の図は「Default Ticket Count」の設定リストの図です。
設定リスト自体は単純な構造になっています。
[DEF]Ticket with ○ playersという項目がズラーっとあり、
○の部分に数値が入っている感じです。
この数値部分が人数の数値で、
例えば参加人数が10人の状態で次のラウンドが開始された場合、
[DEF]Ticket with 10 playersに設定したパーセント値、もしくはカウント値でチケットが調整される。
といった仕組みです。
なので、64人のコンクエスト(大)の場合、
65項目の設定値を(人数0人の設定値を含め)調整する必要があるわけですね。メンドクサ
「Use game-mode-specific ticket count」を選択した場合に表示される専用の設定リストについても同じ設定方法になります。
因みに、この部分を設定するときの注意点があるのですが、
設定できるチケット数には最小値と最大値が存在します。
例えばコンクエスト(大)だと通常チケット数は「800」です。
コレに対してパーセントで「50」と設定すると、数値としては「400」になるはずですが、
コンクエスト(大)の最小値は「600」までなのか、
600以下の値にはなってくれません。
他のゲームモードも同様で、最小値、最大値が存在しますので、
注意してください。
というわけで、これで簡単に導入するまでの設定が完了しました。
それでは実際に動くかどうか試してみましょう。
[DEF]Ticket with 1 playersの設定を400(%)にした状態で、自分のサーバにログインしてみます。
下はログインした状態の図です。
はい、ラウンドは通常の800のままです。まぁ、当たり前ですね。
このプラグインは次のラウンドがロードされているときにチケット数を変えるプラグインです。
ですので、Proconを使って次のマップに進むようにしてみます。
下はラウンドを次に進めた図です。
はい、って、変わってないじゃないですか!
実はこのプラグイン、ちょっと挙動が他のプラグインと違っていて遅れて動作します。
プラグインの問題なのか、システムの仕様上仕方ないのかわからないのですが、
ラウンドを1回リスタートしても設定が反映されなかったりします。
仕方ないのでもう一度次のマップへ移ってみます。
はい、今度はちゃんと反映されていますね。
コンクエスト(大)は800がデフォルト値なので、
400(%)にすると3200チケットになります。
最後に、プラグインの中にはこのプラグインのようにラウンドをリスタートしないと、
ちゃんと反映してくれない子もいくつかあるようです。
おかしいなぁ、と思ったらラウンドをリスタートしたりするといいかもしれません。
さっそくありがとうございます!
返信削除おかげで設定が終わったみたいです。
いつも色々、助けてもらいありがとうございました^^